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修学旅行③ 世界遺産は巨大温泉?

ドムス修学旅行の目的・ヴィラアドリアーナにようやく到着!
見ての通りの快晴です。どうやら世界遺産だったみたい・・・。知らなかった。
この壁はかのコルビジェもスケッチしたという有名な壁。
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ヴィラ・アドリアーナはハドリアヌスがローマ帝国内の各地を視察した際に目にした光景を再現したものといわれてます。
大小さまざまな空間がつぎつぎと連続しながら展開している。
これはカノープスと呼ばれ、アレクサンドリアと運河で結ばれたエジプトの街を再現したものらしいです。
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ローマ帝国時代の屋根が未だに残っているというのが驚きです。
でも屋根が崩れると全部崩れちゃうとか。
でも保存の措置は何もなされていなかった。さすが。
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世界遺産というと、高尚なものを想像しますが、ここは結局アドリアヌス皇帝専用の温泉保養地・・・なんですよね。
日本でも時々温泉つき別荘とか聞くけど、昔のお金持ちは規模が違います。
そういうわけで、これから新しいグループの仲間(インド人、イタリア人、タイ人、私)と、遺跡にミュージアムをデザインしていきます。
結果は追って報告します。
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by sorasaec | 2006-01-26 23:31

修学旅行② イタリアの実力は小さな街にある

2日目は1日目と違って、とても快調。予定していた街を全て見ることが出来た。
私たちの予定は、シエナ→オルビエート→カルカータ→ティボリ というものです。
シエナなんかは行ったことある方も多いと思うので、今回はオルビエートとカルカータという、ローマ近郊の小さな街をご紹介します。
オルビエートはテーブル状の台地の上につくられた丘陵都市で、自然の地形をいかした都市国家といえます。
オルビエートの街の中心にはアンドレア,オルカーニャが指揮をとって建造されたオルビエート大聖堂があります。
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この大聖堂の面白いのは、色々な様式がミックスされている(ように見えた)こと。
モザイクは多分ラヴェンナの影響だろうし、ステンドグラスにはベネツィアの様式が見られたし、外壁にはフィレンツェの、さらには大理石をガラスで透かすという某建築家がやっていた手法もここで試されていた。
(みんなこういうところで勉強して、日本で作品の要素で取り入れるんだろうな。)
そういう色々な要素が書き割りのように、構成されているんです。
その構成が絶妙。
あと、この町にはmichealamgeliさんという彫刻家の人がいて、街は彼の彫刻であふれている。これがまた可愛い。
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彼がインテリアをやったカフェです。

もう一つの街、カルカータはちょっと変わった街で、一度地震によって廃墟となった街が、ヒッピーやアーティストに発見され、息を吹き返したとか。
かなり不思議な雰囲気を醸し出しています。
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街には明らかにイタリア人でない元ヒッピーみたいな人もいて、結構面白かった。
ドアも可愛くペインティングされています。
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そのほか、どこにカメラを向けても絵になるのがいい。
他の小都市とは違う、独特の雰囲気は行ってみる価値があると思う。
小さな街に来ると、イタリアって奥が深いと確認するのです。
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by sorasaec | 2006-01-25 18:58 | piccolo citta

修学旅行① あり得ない異文化体験

修学旅行は、ローマ近郊のTivoliと言う街。
ヴィラ・アドリアヌスという遺跡を、美術館にするというプロジェクトです。
ミラノからローマって、結構遠いのに、なんと現地集合!
その辺のテキトーさがイタリアの学校っぽいです。
さて、せっかく遠くまで行くんだからっていうことで、ローマに行く途中に小さな街を訪れることを決意。
そのためにレンタカーすることを決意したんですが・・・。
イタリアって国は、本当にテキトーです。以下私に起こったひどい出来事を簡単に書くと。
① 予約した車が無かった。(私はオートマをリクエスト)
② 高いクラスの車ならオートマであるので、差額を払えと言われた。
③ あり得ないと言ったら、ボローニャにならあるので取りに行けと言われた。
そして交渉すること2時間、何とか高い車をゲットしたものの。
④ 走って100メートルでパンクした!
⑤ 文句を言ったら、おまえのせいだと言われた。
また交渉すること1時間、他の車を何とかゲット。
パンクを取り替える時間を含めると、出発は予定より5時間も遅れてしまった。
さらにさらに、
⑥ 高速道路が通行止めに!(説明無し。)
⑦ 高速に復活したとたん、霧が発生。(でも時間で色が微妙に変化して綺麗だった。)
⑧ 夜の高速に電灯が無い・・・。
などなど、様々なトホホを経験している間にすっかり夜中になり、予定していた小都市訪問は全く出来なかったんです。
異文化体験。こういうあり得ない異文化体験すると、日本って素晴らしい国だなって思います。
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by sorasaec | 2006-01-24 17:47

新しいエキスポと、プロダクトデザイン

土曜日(正確には今日の朝)修学旅行より帰ってきました。
そのレポートはまた追ってしますが、
今日は新しい万博会場でプロダクトデザインフェスタが催されているとうので疲れた身体に鞭打って行ってきました〜。
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新しい会場。マッシミリアーノ・フクサスによる設計です。
見本市ということで、世界中からバイヤーが買い付けに来ていた。
エントランスで「日本人です」というと、何故か入場料がタダに!(通常20ユーロ)
ラッキー!!
多分日本企業が多く参加していて、いっぱいお金払ってるからでしょう。感謝です。
以前ご紹介した(→12/1)Future Concept Labが関わっているというFiorucciの展示ブース。
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小さな市場を理想形とした新しいブランドイメージを展示している(と思う)んだけど、抽象的でちょっとわかりにくかった。
プロダクトデザインって言っても、これも以前書いたけど、ライフスタイルを合わせて展示しているものが目についた。
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この3つの写真それぞれ違う展示ブースなんだけど、かなり似てますよね。
ハイテクなプロダクトも多かったけど、対局のこういうナチュラルな波も来てました!
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by sorasaec | 2006-01-22 22:28 | art/exhibition

ファッションショー(メンズ編)

ミラノはまたファッションウィークの季節が到来です。
というわけで、チケットをゲットして、今回はメンズものを見ることが出来ました。
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会場は、お決まりのトリエンナーレ。
MENICHETTIというブランド。
女性モノに比べて、華やかさは少ないし、きっとデザインするのも難しいと思われるんだけど。
色遣いや素材の選び方など、どこか日本的で親近感が持てた。日本人デザイナーもいっぱいいたし。
これフィナーレです。
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モデルさん達、みんなかっこいいんですけど、後で舞台裏見たらただのティーンエイジャーでした。
さっき少し色について書きましたが、最近韓国人の子に言われたことが、
「日本の街と韓国の街の色遣いは全然違う。日本はアースカラーとか、中間色が多い。」
ということ。
これは街だけに限らず、一緒に買い物に行くとかなり顕著で。
私の買うものと彼女の買うものは色で識別できてしまう。
まあ人それぞれなんだろうけど、イタリア人友はどちらかと言うと韓国に近い感じでした。
個人的には、日本の中でも大阪はイタリアとか韓国の感覚に近いのかな〜と思うけど、偏見かな。
さてさて、明日からこの年齢にして!(この間の記事で年齢ばれたからいいや。)修学旅行に行ってきます。
次回のプロジェクトが、Tivoliという街のVilla Adrianaの改修なので、現地を見に行く必要があるというわけです。
その様子は、また追って報告致します。
それでは行ってきます!
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by sorasaec | 2006-01-18 20:08 | art/exhibition

2○歳の誕生日を迎えたことについて

実は昨日、私の誕生日でした。
暖かいメールや電話をくれた皆様、ありがとうございました!
イタリアでは、誕生日パーティーなんかをした場合、誕生日の人が全ておごらなくてはいけないらしく。
学生の私は、最小限の友達と夕飯でも食べられればいいかな〜と思ってたのですが。
いやー、さすが人生楽しむことは上手というか、みんなお祝い上手でした。
2,3人にしか言ってなかったんだけど、学校に到着するや否やおめでとうのHUGの嵐。
一度も話したことないでしょ、っていう人まで寄ってきてお祝いしてくれる。
サプライズのプレゼントもいっぱいもらってしまった。
でもでも、みんなダイレクトに「何歳になったの?」って聞いてくるんですよね〜。
というわけで、年齢をごまかすわけにも行かず、クラスのほとんど全員に年齢が知れ渡ることになってしまった。
アジア人は若く見えるらしく、(というかヨーロッパ人が老けているだけだと思うけど。)実年齢に素直に驚かれてちょっと傷つきました・・・。
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これ、お祝いでもらったケーキです。
って、思いっきり年齢書いてある。。
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by sorasaec | 2006-01-17 23:07

美術館でコンサート!

トリエンナーレという会場で、コンサートがあるというので行ってみました。
このコンサートは3月くらいまで毎週日曜開かれるみたいです。
重要なのは、このコンサートが無料だということ。
有名な人の演奏が聞けるわけでは無いし、会場もKeith Hering Party(参照→9/26)の時に写した広間を舞台に、その前の大階段を観客席に使っていて、何も特別なことはやっていないんだけど。
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こういうのっていい文化ですよね。
無料でどういう風に機能しているのかはよくわからないけど、ミラノ市がサポートしている(と思われる)。
今日の音楽はロシアの音楽でした。こんな機会が無いとロシアの音楽聞こうと思わないよなあ・・・。
大人も子供も真剣です。
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同会場でEURO VISIONSというこれまた無料の写真展がやってて、新たにユーロに加わった10カ国の写真を見ることが出来た。
チプロスとかエストニアとか・・・。ヨーロッパと言えばイタリア、フランス、ドイツetcetcだけじゃ無いんですよねえ。当たり前だけど。
今日はカプチーノ代1.2ユーロだけで相当充実した休日を過ごせました。
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by sorasaec | 2006-01-15 06:38 | art/exhibition

お得映画館情報

今日はCinema Gnomoという映画館に行ってきた。
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ミラノでは映画は一回見て以来、行ってなかったんです。
学生にとっては、7〜8ユーロの入場料すら痛い出費だから。
でも今日の映画館はかなりステキな仕組みを持っていた。
① 1年有効のカードを作る(2.6ユーロ)
② そのカードを見せれば、学生であれば1日2.6ユーロで映画を見ることが出来る。
③ 1日というのが重要。この映画館、回毎に違う映画を上映していて、がんばって見れば1日に3〜4本、なかなかステキなセレクションの映画を見ることが出来る。
早稲田松竹のさらにお得バージョンですね。
今日はWim Wendersの「Nick’s Movie」とKim Ki-Dukの「Samaritana」(邦題わかんない)を見た。
どちらも面白かったのですが、一つだけイタリア映画界に聞きたいことが。
「?何で映画館なのにイタリア語吹き替えにしちゃうの??」
韓国映画でイタリア語がぺらぺらしゃべられてるっていうのは、しっくり来ないんですよねえ。
音感の持つ雰囲気ってものがあるんじゃないかな、と思うんですが。
名前 Cinema Gnomo
住所 Via Lanzone 30/A
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by sorasaec | 2006-01-14 06:44 | art/exhibition

中庭のある風景

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ヨーロッパ都市計画のイメージと言えば。
道路ギリギリまで建物が建ってて、こういう光あふれる中庭がある風景じゃないですか??
この頃ミラノはすこぶる天気が良くて、お散歩しながら中庭の写真を撮っていたら・・・。
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またもや、「引っ越ししたい情熱」がふつふつと沸いてきてしまいました。
というのも、
① 来てくれた方はご存じだと思いますが、現在の家の中庭には自動車修理工場が建ってて中庭の風情はまるで無い。
② よく言う「留学3ヶ月目のホームシック」にかかっていて、悪いのは全て家のせいだということにしたい。
③ 賃貸契約を結んでいないので、引っ越すことにお金がかからない。
④今の家では家で作業する気にならない。
その他引っ越ししたい言い訳を探したら星の数ほど挙げられるのです。
この間知り合った子は、2年で6回引っ越ししたって言ってたし。
そういうわけで、“SORaC Milano Studio”を作るべく、(これまた言い訳。)今度こそ一人暮らしが出来る家を探します!
応援お願いします。
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こういうところに住まなきゃ!
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by sorasaec | 2006-01-13 05:54

“デザインホテル”研究!

ミラノにはいわゆる“デザインホテル”が沢山!あります。
この冬休みに、怒濤の勢いで見てきたデザインホテルの一部を紹介します。

ホテル・ストラフ 
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ヴィンチェンツォ・コティス(ファッション・インテリアデザイナー)が設計しているという話題のホテル。
バーは一般の人にも公開されていて、アペリティーボやコーヒーはお手軽に楽しめるのが好感持てる。

ザ・グレイ
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前述のストラフの目の前にあるホテル。
こってりデザインがいかにもという感じ。
ジムがあったり、お部屋によってインテリアが全く異なったりするらしいです。
富裕層のみをターゲットにしてるのがありありと伝わってきます。

エンタープライズ・ホテル 
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長期滞在者をターゲットにしてるらしいです。
工場を改修したというだけあって、広々とした共有空間がステキ。

タウンハウス21
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上記エンタープライズホテルと一緒で、共有空間に特徴が。
朝御飯は巨大テーブルで宿泊者全員で食べるそうです。
その他氷で出来たアイスバーも興味深い。今度行ってみます。 

そのほか以前ご紹介したブルガリ・ホテルや10corso comoに付随したホテルなど、ミラノはデザインホテル業界が只今花盛りって感じです。
以前授業で、Bathig Apeの次のビジネスモデルは、ホテルを出すこと・・・なんて言ってたから、東京にもこの波がくるかもです。
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by sorasaec | 2006-01-08 15:31 | architecture